研究会案内


 東アジア恠異学会
 第133回定例研究会/第7回オンライン研究会
 日時:10月3日(日)13時〜
 場所:zoomにて

※参加ご希望の方は、こちらのフォームよりお申し込みください。  (https://forms.gle/ePQ41P1zzB6Nst1B8

○「撫でるまじないの言説分析—現代の「ものを撫でる」を中心に—」
 ー茶圓直人氏(大阪大学大学院)

【要旨】

 「ものを撫でる」というまじないは現代においても盛んに行われている。その最たる例は撫牛だろう。 撫牛は牛の像もしくは牛の置物を撫でると縁起が良くなる、病気が治るなど様々な効能を持つ。これ以外 にも賓頭盧尊者の像を撫でる撫仏など、「ものを撫でる」まじないは日本各地で数多く見られる。
 また、兵庫県のおかた神社では「昇運招福 立願の撫猪」が令和元年(2019年)に奉納され、大阪府の住吉 大社でも、「住吉神兎」が撫兎として平成23年(2011年)に奉納されている。このように、「ものを撫でる」 まじないは現代においても再生産を続けているまじないなのである。本報告は、現在も残っている「ものを 撫でる」まじないにかかる言説分析を行い、まじないの中で撫でるしぐさが担う意味について考察を試みる。


○「古代社会と「海」の怪奇現象」
 ー榎村寛之氏(斎宮歴史博物館)

【要旨】

意外なことだが、日本古代において海での異変は「恠異」と認定された形跡がない。津波や高潮のような災害 だけではなく、超自然的な現象も「神の示現」として処理されることが多い。『古事記」『日本書紀」をはじめ、 日本の古代文献には海の「怪奇現象」はほとんど記されておらず、海は「神話的世界」と理解されていたようで ある。その中で推古天皇27年紀に見られる摂津国難波堀江で獲れたという怪魚の話は、聖徳太子伝承と関係し て、後世の人魚伝説に結びついていく。しかしこの記事には凶兆とも吉兆とも書かれていない。 本報告では、龍、鰐、怪魚、霊亀などの海の謎の生き物とされたものの理解とその展開について、浦島伝説や 聖徳太子信仰、中国文献との関係、中世絵巻の表現なども視野に入れて概観してみたい。

*オンライン開催ではありますが、講演会ではなく研究会でありますので、
 ご参加の方は、ご遠慮なくご意見ご発言ください。




 東アジア恠異学会
 第134回定例研究会/第8回オンライン研究会
 日時:12月を予定しております
 場所:zoomにて

詳細はしばらくお待ちください。



*当会は学術団体ですが、参加資格・制限は特に設けておりません。
当会にご興味のある方は直接研究会においでいただくか、事務局にお問い合わせください。


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